滋賀県甲賀市信楽を中心に作られる陶器で、日本六古窯のひとつに数えられております。
日本六古窯は中世六古窯のことで、近年の研究では中世二十数窯とも言われおり貴重な窯場の産地になります。
信楽付近は丘陵から良質の陶土がでる土地柄なので、良質な陶器が生み出されます。
伝統的な信楽焼の特徴は信楽特有の土味を発揮し、
温かみのある火色(緋色)の発色と自然釉によるビードロ釉と焦げの味わいが特徴で、
土と炎が織りなす芸術として“わびさび”の趣を今に伝えております。
また土も粘りがあり、柔軟で細工しやすく、使用しやすい土と言われております。
天平14年(742年)、聖武天皇の紫香楽宮造営にあたり瓦を焼いたのが発祥です。
鎌倉時代中期から、穴窯によって本格的陶器が焼かれるようになり、
室町・桃山時代には、茶道の発展と共に、茶器の生産も盛んになりました。
江戸時代には、登り窯が登場し大物陶器が焼かれ、
水壺、ミソ壺、日用品が多く作られました。
明治時代になると神仏具などの小物も焼かれ、火鉢の生産は昭和30年頃まで主力製品として全国に供給されました。

弊社のデザインを追求した結果。
日本六古窯のひとつの信楽焼は、その中でも作成の自由度が高く現代のデザインにも変換出来る為、信楽焼を選択しました。
また、職人さんの技術力が高かったのも、信楽焼に選んだ理由の1つです。

現在、製品を作る素材は、多数あります。
ガラス・磁器・金属・木材など多様化している中で陶器は、土の暖かみや、自然の釉薬の流れ、土の中での釜変など土や自然とともに生きている事を実感
しやすい素材で、
花にも相性が良い点も陶器の優れている所です。
また、陶器は、焼物なので非常に繊細で突出したデザインの作成は難しいのが現況です。
弊社の理念に「不易流行」を掲げており、
いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも「新しい変化を重ねていきたい」と思っております。
今後は、様々な伝統技術を使用した製法で展開していきます。
花骨の想いを形してくれる、パートナー陶器業者をご紹介。

明山陶業株式会社
伝統と創作を伝えるしがらきの里。江戸時代の創業以来四百余年、信楽焼ならではの温かみのある土味をいかし、常に新しいものづくりを創造しつづけています。

明山窯では、製品のひとつひとつをすべて手作業で行っております。土という生き物と正面きって向かい合い、時には格闘もし、
より温かみのある作品が生まれるのです。
それぞれの技に熟練した職人たちが己の仕事に誇りを持ち、また、他を尊重し、認め合い、次の工程の匠の手へと委ねられていくのです。

信楽焼窯元・明山窯公式サイト
http://www.meizan.info/
信楽焼 明山窯 直営通販サイト-和楽-
http://www.meizan.co.jp/

歴史が息づく大地と共生しながら、暮らしの中に”幸せ”を創る提案をしていきたい。
信楽焼をベースに、豊かなライフスタイルをご提案したい―。
そんな思いをカタチにしています。
長年培ってきた伝統的な信楽焼の技を活かし、新たな製品の企画、制作、
販売を行います。

多彩なニーズにお応え出来るのが「加陶」の職人の強みです、
細かい作業や難しい形状にも、「出来るでしょ!」「やってみよう」と常に前向きに挑戦し、少しでも良くするために完成後でも型を修正を入れて繰り返す。
そんな物作りを愛する職人が集まっております。

企画デザイン〈陶器職人〉
高山 博信
1973年生まれ
大阪芸術大学卒業後、2006年 (株)加陶に入社。
自身の作家活動での経験を生かし、製作・デザインを手掛ける。
朝日陶芸展・朝日クラフト展・長三賞現代陶芸展などに入選京都、大阪、韓国での個展やグループ展を行う。
株式会社加陶
http://www.plusgarden.jp/index.htm
プラスガーディンストア
http://www.plusgarden-store.jp/
かまーとの森
http://www.kama-to.jp/