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遺言について

花骨が独自に調べた遺言について記載します。

 

遺言という言葉には二つの読み方があります。

1つは、普段から呼ばれている「ゆいごん」
もう1つは人が、法律用語で用いられる「いごん」です。

今回は、その「いごん」について記載します。
遺言とは、死亡後に法律上の効力を生じさせる目的で、遺贈、相続分の指定、相続人の廃除、認知などにつき、民法上、一定の方式に従ってする単独の意思表示。
と辞書には明記されております。

財産関係や身分関係に関する法的な文書として用いられます。

ちなみに、遺書と混合されてしまうケースがありますが、
遺書は、一般的に亡くなる事を前提として自分の気持ちを家族などに
書いた書面となります。
法的効力の違いが一番の違いとなります。

 

では、遺言で記載する内容は、
財産分与などと身分関係などを記載します。
逆にこれ以外の内容は、法的には拘束力は生じません。
ただ、最近では
「付言事項」
という家族に対してのメッセージを自由に残すようになっています。
誰かに必要以上に多くの遺産分与する際などに理由を明記すると
相続人の間で紛争を防ぐ事も出来ます。

財産関係は、遺産分割の指定や遺贈・寄付などを記載します。

(遺言書が無い、または失効している場合は、法定相続人の間で相続財産を分割するため「遺産分割協議」という書類を作成します。

身分関係に関しましては、婚外子の認知や遺言執行者の指定、墓守を指名するなどがあります。

 

法定相続人以外に遺産をあげたい方や、特定の相続人に遺産を多くあげる場合。
または、相続人が居なく、国庫に帰属させたくない方は遺言書を作成が必要となります。

 

遺言を書くに当たり大きく分けて2つの分類があります。

直筆証書遺言:遺言者が直筆で書いた遺言
公正証書遺言:公証人で作成された遺言

他にも、危険時遺言などがありますが、日常で用いられるのは上記の2です。

直筆証書遺言は、名称どおりで全て直筆で書きます。ワープロやパソコンなどの文面は失効します。また、必ず日付と署名・押印をしなければいけません。
複数枚の書面になった場合は、割り印も必要となります。
時々見受けられる禁止事項として、夫婦であっても同じ遺言書に遺言をする事は出来ません。

デメリットとしては、裁判所が検認するのに時間が掛かる事と紛争の原因になってしまう点です。

 

公正証書遺言は、公証人役場で公証人が作成するので、面倒な事は起き難くなります。
デメリットとしては、費用が掛かる事です。

 

遺言書は、人間はいつかは死を迎え入れなければなりません。
その死に備えて元気な時に書く書類なので
決して、悪いイメージを持たずに取り組んでみるのも良いと思います。

その際、専門家(弁護士以外でも行政書士や司法書士でも行っている)に相談をして、しっかりとした遺言書を書けば
「遺留分」や「借金」などの問題が出ないで済むケースが多くなります。